清涼寺での成人式は下記の日時にて行います
1月16日(日) 11時 成人式
<日蓮正宗での成人式の意義>
一般に、「成人の日」に、満二十歳をむかえた青年男女を対象にして行われる祝いの儀式であります。
この日を期し社会の一員となるなることを祝う「国民の祝日」として行われているのであります。
成人式の日を境にして、子供と大人の区別ができるものではありません。
それ故に、単に社会の一員となった責任と権利を自覚するだけでなく、生涯「ひととなる」ことへの努力を積み重ねてゆくことが肝要であります。
そこに、真の人生の目的と意義が示された日蓮大聖人の仏法にたいする信心の必要性があるのであります。
「心の師とはなるとも心を師とせざれ」(日蓮大聖人御書 曽谷入道殿御返事)
と説かれているように、煩悩や欲望、悩みの多い凡心の赴くまゝではなく、その凡心を自然に正しく発揚し、正しく赴かせるところの、いわゆる心の師となる方法を知らなければならないのであります。
日蓮大聖人の大御本尊こそ唯一無二にして、あらゆる人生の師であり、一切の指導原理の根本であります。
御本尊に向って、南無妙法蓮華経と唱え、信心修行してしてゆくことによって、しらずしらずのうちに、立派な妙法の大人格的境涯に成長して行くのであります。
まず日蓮正宗の寺院に参詣し、成人を迎えたことへの報恩感謝を申し上げるべきであります。
さらに、
「一生空しく過して万歳悔ゆること勿れ」(日蓮大聖人御書 富木殿御書)
の御金言を心肝に染め、生涯 御本尊を受持し、広宣流布の人材として、更にまた、立派な社会人として成長することを御祈念するところに、日蓮正宗の信者としての、まことの成人式の意義があるのであります。
<日蓮正宗宗務院発行「続 日蓮正宗の行事」より>