A:同じではありません。
お釈迦さまが長い修行の後に仏としての悟りを得られて、本当に説きたかった教えというものは、法華経です。
ただ、あまりにも難しく高度な教えのために、まずは易しい教えから説かれたのです。
例えば、小学校ではまずたし算・ひき算を習い、次にかけ算・わり算というように徐々に高度な内容を教えていきます。
最初から小学校1年生の子供に微分積分を理解させようとしても、とうてい無理な話です。
それと同じように、お釈迦さまは、民衆が理解しやすいように譬え話を用いて、易しい教えから徐々に高度な教えを説かれていったのです。
その教えが法華経(南無妙法蓮華経)です。