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行学の二道を励み候べし

日蓮大聖人様は『諸法実相抄』で、

行学の二道を励み候べし。行学 絶へなば仏法はあるべからず。我もいたし人をも教化候へ。行学は信心よりをこるべく候。」(御書668頁)

と御教示のように、己の信心に於いて「行」と「学」が具わっているか否かであります。


即ち「行」、朝夕の勤行・自行に加えて化他行の折伏・育成に日々精進しているか否かであります。


また「学」は「御講」や「御経日」に参詣して仏教学を学んでいるか否かであります。

この教学への錬磨がなければ、日蓮正宗に入信する以前、邪宗教に関わっていた時と変わらない事となり、此の様な信心では、日蓮大聖人様が仰せの、

「若し法華誹謗の失を改めて信伏随従する共、浅く有っては無間に堕つべきなり。先の誹謗強きが故に依るなり。」(御書1779頁)

と『御義口伝』に御教示の如く、厳しい人生を余儀なくされる事でしょう。


此の様な信心では、自身の宿業を打開する事は無くなります。

今の人生を更に良くする為にも真面目に「行学の二道」に精進する事であります。


御住職御指導 「清涼池」(平成31年2月1日号)より

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